ローラン・ディアンス Roland DYENS

1955年チュニジアの首都チュニスに生まれ、9歳からギターをロベール・メゾンに師事。パリのエコール・ノルマル音楽院に入学後はアルベルト・ポンセの下で研鑽を積む。ディプロマを得て同音楽院を卒業。1979年ブラジルのパレストリ−ナ国際ギターコンクール入賞、イタリアのアレッサンドリア国際ギターコンクールで特別賞を受賞。演奏のかたわら作曲法をフランス人指揮者デジレ・ドンデンヌに師事。〈タンゴ・アン・スカイ〉〈リブラ・ソナチネ〉など自作品の出版、および演奏CDにおいて注目され、その作品は広く弾かれている。現在「クラシック・ギタリストのニューウェーブ」の代表格のひとりとして演奏、作曲活動のほか、パリ国立高等音楽院で後進の指導にあたっている。