アルペジョーネはギターと同じに調弦される6弦のフレット付きチェロのこと。古典派の時代に生まれたアルペジョーネは、その演奏の難しさゆえに現在では廃れてしまいましたが、シューベルトはこの楽器のために稀代の名曲〈アルペジョーネ・ソナタ〉を作曲し、その名を不朽のものとしました。本来、アルペジョ−ネとピアノ伴奏のために書かれたこの曲は、チェロやフルート、ヴィオラ、クラリネットなど様々な楽器により親しまれて来ましたが、ギターの使用例はピアノの代わりに伴奏に回るのみでした。今回、世界で初めてギター独奏でこの名曲に挑んだのは、現代ギター社から『旋律楽器とギターのためのアルペジョーネ・ソナタ』(GGOD0002)の編曲を発表したギタリスト、西垣正信。この独奏編は、名旋律を伴奏と共にぎゅっと圧縮した編曲です。ギター独奏で弾く喜びをぜひ味わってください。
※西垣自身による演奏収録の【CD】西垣正信(19cG)〈アルペジョーネ・ソナタ〉とあわせてお楽しみください。
【スタッフのオススメ】
【GG番号】GG555
※西垣自身による演奏収録の【CD】西垣正信(19cG)〈アルペジョーネ・ソナタ〉とあわせてお楽しみください。
【スタッフのオススメ】
【GG番号】GG555