【CD】樋浦靖晃+柴草幹男(Fl)〈ペ・デ・モレーキ〉

ピアソラ：タンゴの歴史（酒場1900年、カフェ1930年、ナイトクラブ1960年、現代のコンサート）、6つのタンゴエチュードより第2番アンクセー・エト・ルバート(*)／ディアンス：ヴィラ＝ロボス讃歌(**)／マシャド：ペ・デ・モレーキ、ヴィットリオ広場、サンボッサ、マーチャ・フレヴォ

※(*)は柴草のフルートソロ、(**)は樋浦のギターソロ

ギターを前川博信、伊東福雄両氏に師事し、94年渡仏しパリ・エコールノルマル音楽院にてR.アンディア氏に学び、フランス・ピカルディギターコンクール優勝、バリオス国際ギターコンクール最高位をはじめ多くのコンクール入賞歴を持ち、関東を中心に活動中。イーストエンド国際ギターフェスティバルの主催者として、その名をご存知の方も多いことでしょう。フルートの柴草幹男は、武蔵野音楽大学卒業後、プロオーケストラへの参加だけでなく、NHK朝の連ドラはじめ、テレビ番組や映画のサントラ、CM音楽などスタジオミュージシャンとしても活躍中です。本作は、二人のデュオを中心に、それぞれのソロ演奏も収録。ピアソラ、ディアンス、マシャドの作品が、活き活きと聴こえる、柔軟で個性的な音楽性が魅力的なアルバムです。