ヤマハGC-10
ヤマハの研究部門が、スペインの伝統的なギター製作法を名工エドアルド・フェレールから指導を受け、製作したヤマハ初期のモデル。スペインのトラディショナルなギターのエッセンスを色濃く受け継いでおり、その音色にもスペインギターらしい響きが感じられます。
全体的に芯のある力強い音色で、密度の高い低音、シャープな中~高音を備えています。
タッチレスポンスは速く、強く弦を弾いた際の音の暴れ方にも輸入楽器に近いものを感じられます。
サドルの残りは少ないですが、弦高は標準程度で、年代の割には目立つ傷も少なく、コンディションは良いと言えます。